宅建士の年収はどれくらい?資格手当は平均でいくらもらえる?

こんにちは!ネコ編集長です!

みなさんはこれから宅建士を目指される方だったり、宅建士の受験を検討されている方ではないでしょうか?

そこで今回は、独学で宅建に合格し宅建士として活動しているネコ編集長が、宅建士の魅力を年収の情報を含めて解説します。

これから宅建士受験を検討されるみなさんや転職を検討されている皆さんの一助になれば幸いです。

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ネコ編集長

みんなの合格体験記が読めるスキルルーキーズの編集長
宅地建物取引士 管理業務主任者 不動産賃貸経営管理士 第三種電気主任技術者 エネルギー管理士 ITパスポート TOEIC880

宅建士って何?

まず、「宅建士」とは「宅地建物取引士」の略称です。不動産に関する仕事をするための国家資格で、家や土地の売買、賃貸契約などに関わる重要な役割を担います。宅建士は、不動産取引の専門家として、お客さんに対して安心・安全な取引を提供するために必要な知識と技術を持っています。

宅建士の平均年収

宅建士の年収は、働く場所や経験、スキルによって異なりますが、一般的には以下のような範囲で収入を得ています。

宅建士の初任給

宅建士として新卒や中途で働き始めた場合、初任給は約20万円から30万円程度です。これは月収なので、年収にすると約240万円から360万円になります。

例えば求人サイトのindeedで「宅建 東京」と検索すると、不動産の宅建士に関するお仕事が22,000件ヒットしました。(2024年8月時点)

indeed HPより

宅建士の資格手当てを支給している企業もあり、月1万円~月3万円程度支給されているようです。

宅建士受験全体にかかるお金が5万円としても、資格を取得してしまえば、1年間で12万円~36万円程度の資格手当がつけば余裕でペイできますね!

宅建士の経験を積んだ場合の年収

経験を積んでスキルを上げると、年収も上がっていきます。以下は、経験年数ごとの年収の目安です。

  • 5年目: 年収約350万円から450万円
  • 10年目: 年収約450万円から600万円
  • 20年目以上: 年収約600万円以上

宅建士の年収の勤務先による違い

宅建士の年収は、勤務先によっても大きく異なります。例えば、大手の不動産会社や建設会社で働く場合は、年収が高くなる傾向があります。一方、小さな不動産会社や自営業の場合は、年収にばらつきが出ることがあります。

宅建士のインセンティブ(歩合給)

宅建士の仕事には、インセンティブ(歩合給)もあります。不動産の売買が成功すると、その成果に応じて報酬が追加されることがあります。これにより、頑張り次第で年収を大幅に増やすことができるのも宅建士の魅力です。

宅建士のインセンティブについて詳しく

インセンティブとは、成果に応じて支払われる追加報酬のことです。不動産業界では、インセンティブが大きな収入の一部を占めることがあります。実際の事例を含めて詳しく見ていきましょう。

宅建士のインセンティブの仕組み

宅建士が不動産の取引を成功させた場合、取引額に応じて3%+6万円の仲介手数料が支払われ、そのうちから宅建士にいくらかインセンティブとして支払われます。この割合は会社によって異なります。

宅建士のインセンティブの年収への影響

インセンティブが年収に与える影響は非常に大きいです。例えば、基本給が月収25万円(年収300万円)であっても、年間で数件の大きな取引を成功させることで、インセンティブが加算されて年収が大幅に増加することがあります。

  • 基本給年収300万円 + インセンティブ200万円 = 年収500万円
  • 基本給年収300万円 + インセンティブ300万円 = 年収600万円

このように、インセンティブの額によって年収が大きく変わるため、宅建士にとっては非常に重要な収入源となります。

他の資格保有者と宅建士の年収の比較

宅建士だけでなく、他の資格を持っている人たちの年収も見てみましょう。これにより、宅建士の年収がどのくらいのレベルかを比較することができます。

行政書士の年収

行政書士は、法律に関する書類を作成したり、手続きを代行したりする資格です。行政書士の年収は以下の通りです。

  • 初任給: 年収約300万円から350万円
  • 経験者: 年収約400万円から600万円
  • ベテラン: 年収約600万円以上

ファイナンシャルプランナー(FP)の年収

FPは、お金に関するアドバイスをする専門家です。FPの年収は以下の通りです。

  • 初任給: 年収約250万円から300万円
  • 経験者: 年収約400万円から600万円
  • ベテラン: 年収約700万円以上

簿記取得者の年収

簿記は、企業の経理や会計に関する知識を証明する資格です。簿記を持っている人の年収は以下の通りです。

  • 初任給: 年収約250万円から300万円
  • 経験者: 年収約350万円から500万円
  • ベテラン: 年収約600万円以上

宅建士として高い年収や高収入を得るためのポイント

宅建士として高収入を得るためには、いくつかのポイントがあります。以下のポイントを押さえることで、年収を上げることができます。

宅建士としてスキルアップ

宅建士としてのスキルを上げることが大切です。法律や不動産に関する知識を深めるだけでなく、コミュニケーション能力や営業スキルも重要です。お客さんとの信頼関係を築くことができれば、取引が成功しやすくなります。

宅建士として経験を積む

経験を積むことで、より多くの知識やノウハウを身につけることができます。特に、大きな取引を経験することで、自信もつきますし、実績を積むことができます。

勤務先を選ぶ

大手の不動産会社や建設会社で働くことで、より高い年収を得ることができます。また、インセンティブ制度が充実している会社を選ぶと、頑張り次第で大きく年収を伸ばすことができます。

自分の営業スタイルを確立する

宅建士として成功するためには、自分の営業スタイルを確立することが大切です。お客さんに信頼されるような誠実な対応や、効率的な営業方法を身につけることで、より多くの取引を成功させることができます。

宅建士の年収についてのまとめ

宅建士の年収は、初任給からベテランまで幅広く、働く場所や経験、スキルによって大きく異なります。他の資格保有者と比較しても、宅建士の年収は競争力があります。特に、インセンティブ制度を活用することで、大きく年収を伸ばすことができるのが魅力です。

皆さんも、将来の進路を考える際に、宅建士や他の資格について知っておくと良いでしょう。資格取得は、自分のキャリアを広げるための一歩です。興味がある分野について調べ、目標を持って挑戦することを応援しています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。宅建士の資格に興味を持った方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね!

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