宅建士になると何ができる?宅建士の役割と将来のキャリアを解説!

宅地建物取引士

こんにちは、ネコ編集長です!

皆さんは、宅建士になると何ができるの?と思っていらっしゃるのではないでしょうか?

また、将来のために、宅建の取得を検討されていたり、宅建取得後将来的なキャリアはどんなものがあるの?と疑問に思っていらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は現役宅建士のネコ編集長が、宅地建物取引士(以下、宅建士)の資格取得後にどんなことができるのか、また、将来的なキャリアの展望を詳しく解説していきます。

このブログは、宅建士について知りたい方、今後宅建士の受験を検討されている方、宅建取得後のキャリアを考えている方、にとてもおすすめです!

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ネコ編集長

みんなの合格体験記が読めるスキルルーキーズの編集長
宅地建物取引士 管理業務主任者 不動産賃貸経営管理士 第三種電気主任技術者 エネルギー管理士 ITパスポート TOEIC880

宅建士とは?

まず宅建士とは、宅地建物取引士(以下、宅建士)の略称です。

不動産取引に関する専門知識を持ち、取引の安全性を確保するために必要な資格です。不動産業界では、売買や賃貸契約などにおいて、法律的な知識と倫理観を持った専門家が必要です。そこで宅建士が重要な役割を果たします。

宅建士になると何ができる?宅建士の役割(独占業務)

宅建士として資格を取得すると、具体的には以下のような業務が可能になります。

重要事項の説明

不動産取引において、買主や借主に対して「重要事項説明書」という書類を使い、物件の状態や取引条件を詳しく説明することができます。これは不動産取引において非常に重要な業務であり、宅建士しか行うことができません

重要事項説明書への記名・押印

重要事項説明書には、宅建士が記名・押印をする必要があります。これは、説明内容に責任を持つことを意味しており、宅建士の資格を持つ者だけが行える業務です。

売買契約書や賃貸借契約書への記名・押印

宅建士は、不動産の売買契約書や賃貸借契約書にも記名・押印が可能です。これにより、契約が法的に有効であることを確認し、トラブルを未然に防ぐことができます。

宅建士資格取得後のキャリア展望

宅建士の資格を取得することで、将来的にどのようなキャリアを築けるのか、以下に解説します。

  • 短期的なキャリア展望
  • 長期的なキャリア展望

に分けてお話しします

宅建士資格取得後の短期的なキャリア展望

不動産業界でのキャリアアップ

当然ですが、不動産業界で働いていらっしゃる方は、宅建士資格を取得することでキャリアアップにつながります。

昇進の必要資格

宅建士の資格が、昇進の必要資格になっている場合も多いです。

特に大手不動産会社やデベロッパーでは、管理職や部門長へのステップアップが期待できます。

給与アップの可能性は高い

また給与アップの可能性もあります。

例えば求人サイトのindeedで「宅建 東京」と検索すると、不動産の宅建士に関するお仕事が22,000件ヒットします。(2024年8月時点)

その中には宅建士の資格手当てを支給している企業も多くあり、月1万円~月3万円程度支給されているようです。

実際に検索してみてください

>>indeedで「宅建 東京」での検索結果はコチラ

indeed HPより

不動産業界以外の一般企業・中小企業でのキャリアアップや転職

不動産業界以外でも、宅建資格はキャリアアップ・転職成功につながります。

不動産業界以外の一般企業・中小企業でのキャリアアップや転職につながる理由
民法や税法の知識が役に立つから

宅建試験の試験では、一般企業や中小企業で役に立つ知識からの出題もあります。

民法や税法がそうです。

目標に向けて努力して目標を達成できる姿が評価されるから

また、宅建試験合格率は15~20%です。一般的にも、難関資格という認識が持たれています。

そのため、目標を設定してその目標を達成できる姿が評価されます。

資格がない人よりも、資格がある人が評価されるのは、当然と言えば当然でしょう。

宅建士資格取得後の長期的なキャリア展望

不動産会社でキャリアアップする

現在お勤めの会社や、転職先の不動産会社でキャリアアップしていくのが、王道のキャリアとしてあります。

例えば、転職サイトdodaで、不動産の管理職の職を検索してみると、およそ年収400万円~800万円の求人がヒットします。

doda HP より引用

>>doda 「不動産 管理職」検索結果はコチラ

一般企業でキャリアアップする

不動産業界以外のキャリアはどうでしょうか?

同じように転職サイトdodaで「宅地建物の取引士」の「不動産業界以外」で検索すると、2024年8月時点では金融業界の営業企画、金融業界のアセットマネジメント担当、カード会社の新規事業のコンプライアンス担当等、20前後の職がヒットしました。

年収は700万円~1000万円のレンジが最も多いレンジでした。

将来の転職を見据えても、宅建は悪くない選択肢ではないでしょうか。

>>転職サイトdodaで「宅地建物の取引士」の「不動産業界以外」で検索

宅建士として独立開業が可能

宅建士の資格を活かして、不動産会社を設立したり、独立してコンサルタント業務を行ったりすることもできます。

独立することで、自分のビジネスを展開する道が開け、自由度の高い働き方が実現可能です。また、宅建士資格を持つことで、不動産に関する幅広い知識を武器に、他のビジネス分野とのシナジーを生み出すこともできるでしょう。

不動産投資家としての道

宅建士の資格と知識を活かして、自ら不動産投資を行う道もあります。

不動産市場の動向や法規制に詳しくなることで、リスクを抑えた投資判断ができるようになり、成功する可能性が高まります。不動産投資家としてのキャリアを築くことで、資産形成の面でも大きなメリットが得られるでしょう。

まとめ

宅建士の資格を取得すると、不動産取引において重要な役割を担うことができ、キャリアアップや独立開業など、さまざまなチャンスが広がります。資格取得は簡単ではありませんが、その努力に見合った大きなリターンが期待できます。

不動産業界での成功を目指す方や、専門的な知識を身につけたい方にとって、宅建士の資格取得は一つの大きなステップとなるでしょう。資格取得を目指して、ぜひチャレンジしてみてください!

これからも、皆さんのキャリアをサポートする情報を発信していきます!!

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