こんにちは、ネコ編集長です!
みなさんは宅建士の受験を検討されていたり、宅建士試験の勉強を開始されたのではないでしょうか?
宅建士を受験するならば、一回で合格したいですよね?
そこで今回は、宅建一発合格について解説します!
この記事を読めば、宅建士試験の一発合格がすごい理由、一発合格ができる人の特徴、できない人の特徴、が分かります!
この記事は
宅建士試験一発合格を目指している方
宅建士試験に落ちてしまったが次は絶対受かりたい方
宅建に興味がある方
におすすめです。
宅建士試験一発合格がすごい理由
ここでは、一発合格がすごい理由をあげます。
- 宅建の合格率は低い
- 宅建に合格するまでの平均受験回数
- 宅建に合格するまでの勉強時間は300~500時間
- 宅建試験は試験範囲が広く専門的
宅建の合格率が低いから
宅建士試験合格率は約15%!8~9人に1人しか受からない
宅建試験の合格率は毎年約15%であり、非常に低い数字となっています。
次の表は、試験年度と合格率を表しています。
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2023年度 | 233,276人 | 40,025人 | 17.2% |
2022年度 | 226,048人 | 38,525人 | 17.0% |
2021年度 (10月) | 209,749人 | 37,579人 | 17.9% |
2021年度 (12月) | 24,965人 | 3,892人 | 15.6% |
2020年度 (10月) | 168,989人 | 29,728人 | 17.6% |
つまり、受験者10人のうち8~9人は不合格となるため、一発合格することがいかに難しいかがわかります。
宅建士試験の合格率や難易度については、詳しく解説した記事があるのでそちらも参考にしてください。
宅建に合格するまでの平均受験回数
宅建士試験一発合格と複数回受験の割合
宅建試験において一発合格する人の割合は40%程度と言われています。
大半の受験者は2回目以降の挑戦を経験しており、複数回受験が一般的な傾向です。
合格者の平均受験回数は1~2回程度と言われています。
2回目、3回目と受験回数が増えるほど合格率が下がる傾向にります。
宅建に合格するまでの勉強時間は300~500時間
宅建に合格するまでの勉強時間は300~500時間と言われています。
この時間の確保が、一発合格がすごい理由の一つです。
宅建試験に必要な勉強時間の確保が難しい理由
多くの受験者にとって、これだけの時間を確保するのは非常に難しいです。
仕事や家庭の都合で、まとまった勉強時間を取ることができない人が多いため、勉強が計画通りに進まないことがよくあります。
さらに、仕事の合間や通勤時間などのスキマ時間を有効に活用しなければならないため、時間の使い方に工夫が求められます。
特に、社会人や家族を持つ人にとっては、日常生活と勉強のバランスを取ることが一番の課題です。
このため、計画的に時間を確保し、効率よく学習を進めることが一発合格への重要な要素となります。
宅建試験は試験範囲が広く専門的
宅建試験の一発合格者がすごいのは、試験範囲が広く、内容が専門的である点です。
試験では民法や宅建業法等法律に関する問題が多く出題されるため、受験者は日常生活であまり触れない法律用語や規定を学ばなければなりません。
特に、初めて宅建を受験する人にとっては、これらの法律知識を短期間で習得することが難しく、一発で全てを理解し、解答できる人は限られます。
これらの要素が一発合格を難しくしている理由となっています。
そもそも宅建は一発合格じゃなくても合格すればすごい理由
そもそも宅建士試験は、一発合格ではなくても、合格すれば十分すごい資格です。
ここではその理由を述べます。
- 宅建士は行政書士や税理士と同じ「士業」の仲間である
- 宅建士には独占業務がある
- 宅建士試験合格で資格手当がもらえる
宅建士は行政書士や税理士と同じ「士業」の仲間である
宅建士は、不動産業界において非常に重要な役割を果たす資格であり、行政書士や税理士といった他の士業と並ぶ、国家資格です。
士業とは、特定の資格を持つ専門職のことで、法律に基づいて業務を独占する権利を有します。
このため、宅建士資格を取得することで、不動産取引における信頼性が大きく向上し、キャリアアップに繋がるのです。
そのため、たとえ一発合格ではなくても、合格すること自体が大きな価値を持つのです。
宅建士には独占業務がある
宅建士には、不動産取引において「独占業務」と呼ばれる、他の資格者が行えない特定の業務があります。
具体的には、不動産売買や賃貸における重要事項説明や、重要事項説明への記名、契約書等への記名が宅建士にのみ許されています。
これらの業務は、法律で定められており、宅建士以外の人が行うことは違法となります。
この独占業務を行えることにより、宅建士の存在は不動産取引において欠かせないものとなり、他の資格者とは一線を画す存在となります。
このため、宅建士資格を持っていることで、不動産業界での信頼度が高まり、仕事の幅が大きく広がるのです。
宅建士試験合格で資格手当がもらえる
多くの企業では、宅建士資格を取得した社員に対して資格手当を支給しています。
この資格手当は毎月の給料に加算され、年間で数十万円の手当が得られることもあります。
資格手当は、企業において宅建士が非常に重要な役割を果たすことを示しています。
そのため、宅建士資格を取得することは、個人のキャリアだけでなく、生活面においても大きなプラスとなります。
宅建に一発合格できるすごい人の特徴
ここからは宅建に一発合格できるすごい人の特徴を述べていきます。
- 学習習慣がある
- 宅建士試験に向けて自分に最適な学習スタイルを持っている
- 宅建士試験に向けてスキマ時間に少しずつ学習する
学習習慣がある
宅建試験に一発合格する人は、学習習慣を持っています。
300~500時間の長さを認識し、学習時間を確保しています。
特に忙しい社会人にとって、毎日決まった時間に勉強する習慣を持つことが大きな強みとなります。
たとえ短時間であっても、コツコツと知識を積み重ねることで、最終的には大きな成果に繋がります。
宅建士試験に向けて自分に最適な学習スタイルを持っている
独学、塾(予備校)、オンライン講座、どれが最適か?
宅建士試験に一発合格するためには、自分に最適な学習スタイルを見つけることが重要です。
独学で効率的に勉強を進められる人もいれば、塾や講座で体系的に学ぶことで理解を深める人もいます。
独学の場合は、自分のペースで学習できる反面、モチベーションを保つことが課題となることがあります。
一方、塾や講座に通うことで、試験に向けた効果的な学習方法や出題傾向を的確に把握することができるため、確実に合格を目指すサポートを受けることができます。
自分の性格や学習スタイルに合った方法を選び、継続的に学習を進めることが一発合格のための重要なステップとなります。
宅建士試験に向けてスキマ時間に少しずつ学習する
忙しい日常生活の中で、宅建士試験の勉強時間を確保することは簡単ではありません。
そのため、通勤時間や昼休み、ちょっとした待ち時間など、スキマ時間を有効活用することが一発合格へのカギとなります。
例えば、スマートフォンを使って過去問を解くアプリや、短時間で要点を学べる動画講座を利用することで、効率的に学習を進めることが可能です。
また、5分でも10分でも隙間時間を見つけて勉強をする習慣をつけることで、勉強のペースを維持し、試験日までに必要な学習量を積み上げることができます。
宅建に一発合格できない人の特徴
ここからは、一発合格できない人の特徴をあげていきます。
- 宅建士試験の勉強時間が確保できていない
- 宅建試験の重点学習内容がわかっていない
- 宅建士試験に必要なお金をかけない
宅建士試験の勉強時間が確保できていない
多くの受験生を見てきた中で、宅建士試験に一発合格できない最大の理由は、勉強時間が確保できていないことです。
楽しい事多いですもんね…。
宅建士試験一発合格を目指して時間を確保する方法
宅建士試験に一発合格するためには、計画的に勉強時間を確保することが必要です。
具体的には、自分の1日のスケジュールを見直し、勉強に使える時間を見つけること、又は、何かをやめて勉強時間を作り出すことが重要です。
忙しい社会人や家庭を持つ人にとって、まとまった時間を勉強に充てることは難しいかもしれませんが、一定程度はまとまった時間を確保してインプットとアウトプットを繰り返す必要があります。
例えば、早朝や夜の静かな時間を利用して集中して学習することで、質の高い勉強時間を確保できます。
計画的に時間を確保し、少しずつでも毎日勉強を続けることが、一発合格に繋がるポイントです。
宅建試験の重点学習内容がわかっていない
宅建試験に挑戦する際、試験範囲や出題傾向を理解せずに勉強を進めると、効果的に知識を身につけることが難しくなります。
そのため、まずは試験の概要や各分野の重要ポイントをしっかりと把握することが重要です。
試験の内容を理解していないまま勉強を進めても、時間の浪費となり、結果的に合格に近づくことはできません。
試験の内容を正確に把握し、効率よく勉強することが一発合格への近道です。
例えば、頻繁に出題される法律や契約に関する問題に多くの時間を割き、理解を深めることで、効率的に得点を伸ばすことができます。
そのため、ただ単に問題を解くだけでなく、理解を伴った学習を進めることが、一発合格に向けた最善の方法となります。
宅建士試験に必要なお金をかけない
宅建士試験に一発合格するためには、時には適切な投資を行うことが必要です。
アプリだけで受かったという情報も耳にしますが、すべての人がアプリだけで受かることは難しいでしょう。
なぜなら、スマートフォンは頻繁に勉強の妨げになるからです。
基本テキストは必ず必要ですし、私は問題集も紙媒体をお勧めしています。
試験が紙で行われるからです。
一方、隙間時間での学習には、アプリは最適です。
自己投資を惜しまず、必要なところにしっかりとお金をかけることで、一発合格に向けた万全の準備を整えることができます。
合格すれば、経験上余裕で10倍以上になって返ってきます。
まとめ 宅建一発合格はすごい!一発合格できる人の特徴と勉強のコツを解説!
一発合格がすごい理由
- 宅建の合格率は15%。一発合格できる人は40%と言われている
- 宅建に合格するまでの平均受験回数は2回と言われている
- 宅建に合格するまでの勉強時間は300~500時間の確保が難しい
- 宅建試験は試験範囲が広く専門的
合格できる人の特徴
- 学習習慣がある
- 宅建士試験に向けて自分に最適な学習スタイルを持っている
- 宅建士試験に向けてスキマ時間に少しずつ学習する
合格できない人の特徴
- 宅建士試験の勉強時間が確保できていない
- 宅建試験の重点学習内容がわかっていない
- 宅建士試験に必要なお金をかけない
一緒に効率的に合格を目指しましょう!