こんにちは!ネコ編集長です!
皆さんは、宅建士を目指されていて、独学で受験しようか、予備校に通って受験しようか、悩んでいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、宅建試験に独学で合格した私が、独学での予想合格率、独学で受験する際の注意点、効率的な独学勉強方法、をお伝えしようと思います。
このブログは
初めて宅建試験に挑まれる方
独学で受験しようか、予備校に通おうか迷われている方
効率的な宅建の勉強方法を知りたい方
におすすめです。
そもそも宅建試験の合格率は?
宅建試験の合格率は、毎年約15~17%程度です。
以下は、2020年度から2023年度までの宅建試験の合格率をまとめたものです。
実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|
2023年度 | 233,276人 | 40,025人 | 17.2% |
2022年度 | 226,048人 | 38,525人 | 17.0% |
2021年度 (10月) | 209,749人 | 37,579人 | 17.9% |
2021年度 (12月) | 24,965人 | 3,892人 | 15.6% |
2020年度 (10月) | 168,989人 | 29,728人 | 17.6% |
宅建試験の独学での合格率は?
宅建士試験の予備校利用者の合格率は?
まず予備校を利用した人の合格率を確認してみましょう。
各予備校が発表している2023年度の宅建合格率は以下の通りです。
全国平均の合格率が約17%であることを考えると、これらの予備校を利用した受験生は、非常に高い確率で合格していることがわかります。
予備校では、専門的なカリキュラムや経験豊富な講師による指導があるため、独学よりも効率よく勉強を進めることができるのです。
宅建士試験の独学での合格率
次に独学での合格率です。
宅建試験の独学での合格率は、私は10%を下回ると予想しています。
独学での合格率に関しては公式の統計はありません。
宅建試験全体の合格率には、予備校を利用した人も含まれています。
予備校を利用した人の合格率は先ほどのように、非常に高いです。
そのため、予備校を利用していない人を独学と考えると、独学での合格率は10%を下回るのではないかと、私は考えています。
独学で合格は難しい?その理由とは
独学で宅建試験に合格するのが難しいとされる理由はいくつかあります。
勉強時間の確保が難しい
宅建に合格するためには、少なくとも300~500時間の勉強時間が必要とされています。
働きながら勉強する人にとっては、日常生活と両立するのが非常に難しく、計画通りに進められないことが多いです。
ちなみに皆さん、300~500時間と言われて、ぱっとどのくらいの時間かイメージできますか?
イメージできた方はすごいです。
実際他の物と比較して、300~500時間がどの程度の時間なのか見てみましょう。
実は皆さんが思っているよりも長い時間です!!
300~500時間は「愛の不時着」何回分?
皆さん、300~500時間は、韓国ドラマの「愛の不時着」何周分だと思いますか?
愛の不時着は、全16話、22時間43分だそうです。(愛の不時着は全何話?より)
結構見ごたえがあるなと思っていたら、全話合わせるとほぼ1日(約24時間)あるんですね!
ですので、300~500時間は、愛の不時着全16話の12.5周~20周分くらいあるんです!!!
毎日1話見ても、ちょうど1年で20周くらいです!
愛の不時着がよほど好きな方でも、20周した方はいらっしゃらないのではないでしょうか!!!
20回同じドラマを見たら、セリフほとんど覚えてしまいそうですよね…
それくらい、300~500時間は長い時間なんです!!!
300~500時間はプロ野球の試合何試合分?
皆さん、300~500時間はプロ野球の試合の何試合分かわかりますか?
プロ野球の試合は、1試合平均3時間11分(約3時間)です。(野球の試合時間は長い?より)
ですので、300時間~500時間は、プロ野球の試合100~166試合分なんです!
2024年時点でプロ野球の試合は1年間で143試合(MLB年間試合数は?より)ですから、なんと1年間の試合数を超えてしまっています!
どんなに野球好きの方でも、1年間の全試合を欠かすことなくみられる方はいらっしゃらないのではないでしょうか?
それくらい、300~500時間は長い時間なんです!!!
如何に長い時間勉強しないといけないかご理解いただけたでしょうか?
出題範囲が広い
宅建試験は、法律や不動産関連の幅広い知識を必要とします。
特に、権利関係や宅建業法などは難易度が高く、初学者にとってはなじみのない法律用語が多く含まれます。
試験範囲が広いことから、どこに重点を置いて学習すればよいか判断するのが難しく、独学では挫折しやすいといわれています。
モチベーションの維持が難しい
独学では、計画通りに学習を進めるのは簡単ではありません。
自分で学習ペースを管理しなければならず、特に長期間にわたってモチベーションを維持するのが大変です。
また、勉強中に疑問が出てきても、誰かにすぐ質問できないため、解決までに時間がかかることもあります。
それでも独学で宅建に合格することは可能
それでも、宅建に独学で合格することは可能です。
私も独学で宅建に合格しました。
周りを見ても、独学で合格している人は結構います。
独学で不合格の人も結構います。
難しいところですね。
詳しい体験談は下のブログに書いていますので、良ければ参考にしてください。
独学で合格するための勉強方法
効果的な勉強方法として、以下のポイントを押さえておきましょう。
過去問を徹底的に繰り返す
宅建試験は毎年、過去の問題と似たテーマが繰り返し出題されます。
過去問を何度も解くことで出題傾向がつかめるため、基礎知識を身に付けた後は、過去問を繰り返し解くことが重要です。
優先すべき分野に集中
宅建試験の配点は、特に「宅建業法」と「権利関係」で全体の7割以上を占めています。
特に宅建業法では満点を目指したいです。
これらの分野に優先的に時間を割き、得点源とすることで合格に近づけます。
適切な勉強スケジュールの設定
毎日2時間の学習時間を確保できるなら、約6カ月の勉強期間が必要です。
試験の約6か月前から計画的に勉強を始め、300時間以上を目安に進めていきましょう。
独学が難しいと感じたら
もし独学での勉強に限界を感じた場合、予備校や通信講座の利用を検討してみましょう。
特に、通信講座は忙しい人でも自分のペースで勉強を進められるため、働きながらの受験にはおすすめです。
まとめ 宅建の独学での合格率は?独学では無理?独学での注意点や効率的な勉強方法を解説!
独学での合格率は、私は10%を下回ると予想しています。
一方独学で合格している人も多いです。
独学での注意点を参考にしながら、合格を目指してください!
応援しています!